ホンダの主力軽ワゴンライフの派生車種であるザッツの後継車種として誕生しました。4代目ライフとプラットフォームを共通しています。
3段階開閉ドアと高い室内高で、荷物を積みやすいことが特徴です。2006年から2012年まで販売され、後継車のN-ONEにバトンタッチしました。
基本スペック
全長 | 全幅 | 全高 | JC08モード燃費 |
---|---|---|---|
3395mm | 1475mm | 1645mm | 18.6km/l |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1810mm | 1315mm | 1340mm | 4.5m |
新車価格帯 | 中古車価格帯 | ||
104万円~164万円 | 1円~100万円 >>中古車を探す |
高い基本性能と当時トップレベルの安全装備
長年の改良を経てきたライフの派生車種らしく、「走る」、「曲がる」、「止まる」の基本性能がしっかりしています。
広い視界で運転もしやすく、EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)も標準装備しています。
運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムを標準装備し、メーカーオプションでて前席から後席までをカバーするサイドカーテンエアバッグシステムが設定されていました。
平成18年度自動車アセスメントによる衝突安全性能総合評価で、トップレベルの6スターを獲得しています。
室内は快適性と実用性を兼ねています
ゼストは運転席・助手席下に燃料タンクを配置する「センタータンクレイアウト」を採用しています。エンジンを限りなく小型化し、室内空間を広く取っています。これにより、低床式で1340mmの室内高を確保しました。
【センタータンクレイアウト】
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前後席の間隔も広くし、大人4人がくつろげる広さを確保しました。リアステップの高さは340mmなので、お子様もお年寄りもラクに乗り降りができます。
後列シートをたためば、自転車をラゲッジルームに乗せることができます。
低燃費で小回りがきくから街中の運転がラク
街中でも中・高回転域まで使用する軽自動車の特性を考慮してエンジンが開発されました。
低・中速域を重視し、スムーズな走りとなっています。
最小回転半径は4.5mです。狭い路地でも取り回しがラクですし、縦列駐車も心配ありません。
さらに個性的な外観の「ゼスト・スパーク」
ライフよりも男性ユーザー向けとして売られており、2008年に追加されたスパークはさらに個性的なデザインとなりました。『スパーク』については「ZEST」ロゴではなく、「Spark」ロゴのエンブレムのみが装着されています。
エンブレムにZEST表記はありませんが、基本的なスペックはゼストと同じです。現在は販売を終了したゼストスパークですが、デザインコンセプトはN-BOXカスタムやN-WGNカスタムに引き継がれています。
ゼストの中古ってどう?
初期モデルは販売から10年以上経っているため、乗り出し60万円を切る個体がでてきました。
中古市場ではスパークは現在も人気で、カーセンサーを見てみるとゼストで値段が高いものはスパークばかりです。
『モデル末期にはメーカーの在庫整理のため、オプションがフル装備された個体が多く販売される』という特徴があるため、2011年以降に登録されたゼスト・スパークはオプションが豪華でお買い得です。
軽自動車を安く買える方法として現実的なのは『いまある車を高く売って購入予算の足しにすること』です。
購入時の値下げ交渉は難しいですが、今ある車を高く買ってくれる店を探すのは比較的簡単です。
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