タントはダイハツが販売しているスーパーハイト系ワゴンです。

同社の看板モデルであり、2003年の初代から常に販売台数ランキングの上位となっています。

モデル表記は初代が「Tanto」2代目が「TANTO」、現行モデルの3代目では「TanTo」です

基本スペック(3代目 TanTo)

全長 全幅 全高 JC08モード燃費
3395mm 1475mm 1530~1560mm 29.0km/L
室内長 室内幅 室内高 最小回転半径
2200mm 1350mm 1365mm 4.4m
新車価格帯 中古車価格帯
119~165万円 >>中古車を探す

軽自動車なのに室内は非常に広いタント

軽自動車なのに室内は非常に広いというスーパーハイトワゴンの元祖がタントです。ホンダのN BOXやスズキのパレット・スペーシアは、タントに対抗するために開発されたといっても過言ではありません。タントの完成度はとても高いです。

軽自動車は全長と全幅が定められていますから、室内を広くするためには全高を高くするしかありません。

タントは、広い室内で人気となったダイハツ・ムーブやスズキ・ワゴンRなどよりもさらに全高を高くして、室内高を1350mmとしました。小学2年生くらいまでのお子さんなら立ったまま室内で着替えられほどです。

2代目は左側のみスライドドア、3代目は両側スライドドア

タントはモデルチェンジとともに後席のドアが変わっています。

初代タントは両側がヒンジ式(ちょうつがい式)でしたが、2007年に発売された2代目では左側のみスライドドアとなりました。

2013年に発売された3代目では両側スライドドアとなり、左側は『ミラクルオープンドア』と名付けられたピラーレス方式になりました。

前側ドアと後ろ側のドアの間に設置されているセンターピラー(柱)をなくし、広い乗降スペースとなっています。

失ったピラーの役割は前後のドアにピラーを内蔵することによって解決し、衝突時のボディ性能を確保しています。

ミラクルオープンドアでは、横から27インチの自転車を積んだり、カーペットなどの長い荷物を簡単に積み込めます。

一部のグレードではワンタッチオープン機能付きのパワースライドドアが標準装備となっています。

安全装備「スマートアシストⅢ」の特徴

ABSや前席エアバッグはもちろん、衝突回避支援システム「スマートアシスト」が設定されました。

いわゆる自動ブレーキで、下記のようなパッケージとなっています。

【スマートアシストⅢの特徴】

  1. 衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
  2. 車線逸脱警報機能
  3. 誤発進抑制制御機能(前方)(後方)
  4. 先行車発進お知らせ機能
  5. オートハイビーム

派生車種としてタントカスタムがあります。若い男性向けのエクステリアになっています。

軽自動車を安く買う現実的な方法

軽自動車を安く買える方法として現実的なのは『いまある車を高く売って購入予算の足しにすること』です。

購入時の値下げ交渉は難しいですが、今ある車を高く買ってくれる店を探すのは比較的簡単です。

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