パレット(PALETTE)は、スズキが生産・販売していた軽スーパーハイトワゴンです。車名の由来は画材の「パレット」です。
二代目となったダイハツ・タントの対向車種として開発されました。2008年に発売し、2013年で後継車種のスペーシアへとバトンタッチしています。
2009年12月からは日産へルークスとしてOEM供給されていました。
基本スペック (初代パレットMK21S型)
全長 | 全幅 | 全高 | JC08モード燃費 |
---|---|---|---|
3395mm | 1475mm | 1735mm | 17.2~22.2km/l |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2070mm | 1280mm | 1365mm | 4.2m |
新車価格帯 | 中古車価格帯 | ||
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タントに対抗して背が高くなったパレット
ワゴンRでトールワゴンという軽自動車の一ジャンルを切り開いたスズキですが、ダイハツが『タント』という更に背の高いワゴン(スーパーハイトワゴン)を発売してきました。
このタントに対抗するために発売されたのがパレットです。軽自動車の枠をせいいっぱい使い、1735mmという全高に直線を多用したエクステリアが特徴です。
パレットという車名の通り、多彩なボディカラーが用意されていました。
- ブルーイッシュブラックパール3
- アクアベールブルーパールメタリック
- ブルームピンクメタリック
- シルキーシルバーメタリック
- クリアベージュメタリック
- パールホワイト(メーカーオプション)
窓を高く設計しているため、運転席に座るとスーパーハイトワゴンならではの開放感があります。
小さなお子さんのいるファミリーに嬉しい後席両側スライドドア
パレットは小さなお子さんのいるファミリー向けに力を入れており、後席両側スライドドアが採用されました。ターボエンジン搭載のTSグレードは、両側が電動式のスライドドアです。
後部の開口部は幅580mm、高さ1230mmでラクラク乗ることができます。室内高1365mmは小学2年生くらいまでなら立って着替えられます。
インテリア・荷室について
雨が降った時には、子供を迎えにいって自転車も持って帰れるユーティリティがあります。
女性でも27インチの自転車を車内に積めるように、荷室地上高は525mmと低く設計されています。
助手席・後部座席を倒せば、スノーボードや絨毯などの長いモノでも積めるようになります。
実燃費はどれくらい?
ツイッターや価格コムなどで調べてみると、実燃費は高速で18km/L、街乗りで13~16kmという意見が多いです。
派生モデルのパレットSWについて
パレットの派生モデルとして、スポーティなカスタムをした「パレットSW」があります。基本スペックが同じで、下記のようなパレットSWだけの装備をしています。
- スケルトングリルを採用したフロントデザイン
- SW専用のアルミホイール
- リアコンビネーションランプがスモーク
基本的にはデザインが異なるだけですが、中古価格はパレットSWが少し高い傾向があります。
軽自動車を安く買える方法として現実的なのは『いまある車を高く売って購入予算の足しにすること』です。
購入時の値下げ交渉は難しいですが、今ある車を高く買ってくれる店を探すのは比較的簡単です。
ディーラーや中古車販売店の下取り価格はとても安い傾向がありますので、二束三文で下取りに出して損をする前に、車買取専門店に査定をしてもらってください。
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