MRワゴンは、2001年にスズキから発売された軽自動車です。最終モデルは2011年登場の3代目となります。

日産自動車には2002年よりモコとしてOEM供給されていました。

初代 MF21S型(2001年-2006年)について

1999年の第33回東京モーターショーに出展されたコンセプトカー『MRワゴン』は後車軸直前にエンジンを搭載したミッドシップレイアウトであり、MRという名前の由来となっています。

一般向けに販売された初代MRワゴンは前輪駆動とFFベースの4WDとなり、MRは「マジカル・リラックス」の略称とされました。

全長、全幅はほとんどの軽自動車と同様に軽規格いっぱい(全長3,395mm・幅1,475mm)を使っています。

2代目 MF22S型(2006年 – 2011年)について


コンセプトは「ママワゴン」。タントやスペーシアなどと同様に、女性や子供に対する配慮が見られる設計で利便性が追求されました。

キーレススタートシステムやフルオートエアコンが採用された他に収納場所が豊富となっています。

3代目 MF33S型(2011年 – 2016年3月)

3代目MRワゴン(MF33S型)のスペック
全長 全幅 全高 JC08モード燃費
3395mm 1475mm 1625mm 27.2km/L~30.0km/L
室内長 室内幅 室内高 最小回転半径
2135mm 1285mm 1260mm 4.4m
新車価格帯 中古車価格帯
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若者向けの車としてスズキはワゴンRがラインナップされていましたが、更に若年層を確保する必要がありました。

そのため、3代目MRワゴンはターゲット層を主婦から若年層に切り替え、「①低燃費、②広い室内空間、③個性派デザイン」を採用した新感覚の軽ワゴンとして開発されました。

ファミリー層やママ層を担当するのはトールワゴンのパレット(スペーシアの先代モデル)が受け持つことになりました。

軽ワゴンとしてはトップクラスの低燃費の30.0㎞/Lを達成しています。

個性的な外観と広い室内空間

先代の丸みをおびたデザインから角張った直線的なものとなりました。ピンクやグリーンといった鮮やかなカラーリングがあり、人とは少し違ったボディカラーを選びたい方にも人気です。

広い室内空間を確保するためにホイールベースを先代よりも65mm拡大し、スズキの軽乗用車の中で最も長い2,425mmとなっています。(ワゴンRやパレットよりも25mm長いです)

後席は左右独立スライド・リクライニング機能が設けられています。

タッチパネル式のオーディオが採用されています。

低燃費性能と走行性能

減速時のエネルギーを発電に利用するエネチャージシステムのほか、従来より長くエンジンを止める「新アイドリングストップシステム」、「エコクール」「テクト」といった低燃費な快適装備があります。

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