1999年に登場したミラジーノは、クラシカルなデザインがオシャレな軽自動車として女性ユーザーの支持を集めました。
ミラから派生した車種で、初代はミラと共通のボディでしたが、2004年のフルモデルチェンジで登場した2代目はミラジーノ専用ボディとなっています。
A(フロント)ピラーが立てられ、逆にC(リア)ピラーが寝かされるクラシカルな外観が特徴です。
基本スペック
全長 | 全幅 | 全高 | JC10.15モード燃費 |
3395mm | 1475mm | 1515mm | 20.5km/L |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
---|---|---|---|
1850mm | 1275mm | 1250mm | m |
新車価格帯 | 中古車価格帯 | ||
98~138万円 (2004年11月1日発売~2009年3月販売終了) |
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実用性よりも見た目を重視したデザイン
車内長はベース車のミラより150mm短くなっていますが、前席の頭上が広くなり乗降性も良くなっています。
その分だけ後部座席はどうしても窮屈です。荷室も狭いので4人乗りではまともに荷物を積載することもできません。
もともとミラジーノは4人乗っても便利に使えるようなコンセプトではなく、車内が狭くなることを前提にエクステリアやインテリアのデザインがされています。
その分、インテリアは良く出来ており上級グレードの質感は軽自動車でトップクラスです。ファミリーカーとしてはあまりよくありませんが、独身やカップルで使う予定ならまだまだ現役で活躍できるでしょう。
後継車種はミラココア
女性をターゲットとしたミラジーノの事実上の後継車種はミラココアです。
ミラジーノは開発陣が意図していなかった男性ユーザーから人気がありましたが、ミラココアはミラジーノが本来ターゲットとしていた若い女性ユーザーを捉えています。
ミラジーノの再販を望む声が多かったことから、ミラジーノのセルフオマージュでキャストスタイルが誕生したとされています。軽トールワゴンでありながらレトロなデザインは、ミラジーノを思わせられますね。
中古市場はどう?
ミラジーノはそれなりに販売台数があったため、今でも中古市場に沢山の個体が流通しています。初代なら20万円台から、2代目でも40万円台で購入できます。
中古で買うなら2004年以降に販売された2代目をお勧めします。
軽自動車を安く買える方法として現実的なのは『いまある車を高く売って購入予算の足しにすること』です。
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