ハスラー(スズキ)は2014年4月に登場した軽クロスオーバーSUVです。ももクロやドクタースランプのCMも話題となり、若者の車離れが叫ばれるなかで、納期が半年待ちにも及ぶ爆発的なヒットを記録しました。ハスラーのヒットを受けてダイハツがキャスト・アクティバを発売しました。
あくまでもワゴンRをベース
SUVなのでジムニーと比較されることが多いですが、実用性の高さで人気のあるワゴンRをベースとしています。車内空間やシートアレンジはジムニーと共通点が多いです。
ワゴンRよりも最低地上高を30mm高くして悪路走破性を高くしました。アプローチアングル(タイヤ外周の接線が地面と構成する角度のこと)は28度、デパーチャーアングルは46度となっています。
世界のどこにでも行けるジムニーの変態的な走破性能はありませんが、オンロード性能とルックス性を高めています。
インテリア
白やオレンジなどの明るい配色が施されたインテリアが特徴です。
車中泊できることをメーカー公式が売り出しています。
汚れを拭き取りやすい素材を採用し、電源を供給するラゲッジアクセサリーソケットも装備しています(Aグレードを除く)。
安全装備
一般的に搭載されるようになってきた「ヒルディセントコントロール」と「グリップコントロール」を軽自動車で初めて採用したのがハスラーです。
上級グレードのXには衝突被害軽減ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」と「全方位モニター」がメーカーオプションとなっています。
ヒルディセントコントロール
急な下り坂でもペダル操作無しで速度(約7km/h)を一定に保ってくれる
グリップコントロール
滑りやすい路面でのスタート時に片輪が空転した際に空転した側のタイヤのブレーキ制御を早めることで発進をサポートする
デュアルカメラブレーキサポート
スズキの自動ブレーキシステム「レーダーブレーキサポート」の進化版で、2つのカメラを搭載したステレオカメラ方式が採用されています。
人の目と同じように左右2つのカメラが対象との距離や形をとらえ、カメラでとらえたさまざまな情報をもとに警報や自動ブレーキで衝突回避をサポートします。
グレード別の装備について
グレードはA,G,Xの3つが用意されています。
ベーシックなAはノンターボ車のみ、中間グレードのGと上位グレードのXはターボの有無が選択できます。
全てのグレードで2WDと4WDが設定されています。ミッションはXがCVTのみで、AとGは5MTが設定されています。G,XのCVT車にはレーダーブレーキサポートが標準装備されています。
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